土肥ホームトピックス

介護ICT機器を活用した取り組みの進捗

[2024/03/10]

特養では、公益財団法人JKAの補助事業を受け、令和5年9月に「眠りSCAN」「眠りSCAN eye」 (下記写真参照)を20台導入して見守り支援システムを活用した業務改善に取り組んでいます。

「眠りSCAN」導入前は、夜間帯の巡回業務として介護職員が1時間ごとに各居室を回り、ご利用者ひとり一人の呼吸状態等を目で見て確認、記録することがあたり前でした。
導入後は、ご利用者の呼吸数や心拍数をパソコン、iPhoneでリアルタイムに確認することができ、設定次第では「眠りSCAN eye」のカメラ機能を活用することもできるので、ご利用者の「眠りの質向上」や「事故転倒防止の軽減」につながり、介護職員にとっても「精神的・身体的な負担軽減」につながっています。

すきゃん.jpg スキャン①HP.jpg 眠りスキャン①.jpg

また、体調不良や終末期となったご利用者の状態も確認できるので、受診等の判断基準やご家族へ連絡する目安となっています。更には、介護職員が腕に付けて持ち歩いているiPhoneへご利用者情報が送れることにより、どこにいてもリアルタイムに状態を確認することができています。

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このように見守り支援システム「眠りSCAN」「眠りSCAN eye」の導入でご利用者の生活の質は大きく改善し、介護職員の負担も大きく軽減しています。今後も見守り支援システムを利用しながらご利用者の状態を分析した情報を特養スタッフ間で共有し、より良い生活につながるよう努めていきます。

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