当事業所では『その人に合った、その人が今、必要としている！』をコンセプトに機能訓練指導員（看護師）を配置して個別機能訓練を取り入れたサービス提供を開始しました。

　個別機能訓練は、ご利用者の心身の状況に応じて、身体機能及び生活機能の向上を目的とする機能訓練項目を柔軟に設定し、複数種類の訓練項目を準備して、ご利用者が選ぶことにより生活意欲を増進されるように援助しています。

機能訓練の項目を一部ご紹介します。

（リンパマッサージ）

ベッドの上でリンパマッサージを行い血液の循環を促がしています。同時に足首を動かし足の浮腫みの解消につなげています。

（車椅子使用の方への訓練）

普段車椅子をご利用の方の訓練です。椅子に乗り換え、足の上げ下げ等を行い筋力低下の予防に繋げています。腕の可動域も向上させることで身体全体のバランスも考えていきます。

（ピラティスボールを活用した訓練）

ボールを使い筋力継続の訓練です。腕や足にボールを挟み持続させることによって全身の筋力の上昇に努めています。

（歩行訓練）

杖歩行でも、安心して歩行できるように障害物や階段を使い身体のバランスを整える訓練をしています。壁に貼った数字の中から今日の日付素早く探し出し、脳トレしながら身体を動かすことで認知症予防の相乗効果が認められるといわれてます。訓練の後の笑顔。このおしゃべりの時間も大切なコミュニケーションです。

個別機能訓練の利用をご希望の方は、担当ケアマネジャーにご相談ください。（個別機能訓練は人数や利用できる曜日に限りがあります。）

※個別機能訓練加算
機能訓練指導員を配置し個別機能訓練を行うための計画書の作成、それに基づいた機能訓練の実施などの算定要件を満たした際に算定される加算です。