９月5日　静岡市のグランシップで開催された「第13回　静岡県高齢者福祉研究大会」で

土肥戸田居宅介護支援センターの𠮷川ケアマネジャーが研究発表を行ってきました。

発表タイトルは

『　ICT　今までの　懸念を　取っ払え　～居宅ケアマネジャーの挑戦～　』

　内容はケアマネジャー業務の生産性向上のためのICT化の取組みについて。

取組み前のケアマネジャー業務は、書類作成や記録業務に追われてしまい、ご利用者、ご家

族と向き合う十分な時間を取ることが難しいという葛藤がありました。

　そこで、当事業所での業務改善の取組みとして、ケアマネジャー1人に1台のスマートフォン

（アプリ使用等）や新たな介護ソフト（ケアカルテ）の導入を行った結果、ケアプランの

ペーパレス化など業務負担の軽減に繋がりました。そして何より気がかりであったご利用者・

ご家族と向き合う時間を、より多く作ることができるようになったという取組み発表でした。

𠮷川ケアマネジャーの声

　発表までに多くの方々に意見やアドバイスをもらいながら発表用の資料を作り、何度も

練習の場を頂き、多くの方々の声援を受けたことで、当日は自信を持って発表することが

できました。私たちのこの成功体験を自分たちだけに留めることはせず、多くの事業所に

知ってもらうことで、介護業界全体の生産性の向上に繋がるように挑戦を続けていきたいと

考えています。貴重な体験をありがとうございました。