社会福祉法人信愛会では、超高齢社会を迎え、ますますニーズの高まっている介護職の育成のため、「介護職員初任者研修」を開催しています。

　　

９月からは私たち土肥ホームを会場に、伊豆地区の方々を対象にした研修が始まりました。この「介護職員初任者研修」は「ホームヘルパー2級」にかわる資格として、介護・福祉業界で働くためのパスポートです。高齢者や障害をお持ちの方の介護にたずさわるうえで必要な知識と技術を学ぶことができ、終了後は就職に有利なだけでなく、ご家族の介護や地域のボランティア活動など、介護・福祉の考え方を活かせる場がたくさんあります。

今回の研修には土肥ホームの職員も参加し、働きながら資格と知識の取得に取り組んでいます。研修では新型コロナウイルス感染予防策としてフェイスシールドやマスクの着用、三密を避けるための距離を取る等しつつ、座学による学びとともに、ベッドや車イスを使って実際に身体を動かしながら移動・移乗などの実践的な介護技術の演習も行っています。研修は11月末まで続き、最終日に予定されている修了評価試験のクリアを目指し、参加されている皆さんの学びは続きます。