こんにちは。土肥地区地域包括支援センターです。【通称：土肥包括（といほうかつ）です】

土肥包括では、地域の介護支援専門員（ケアマネージャー）のケアマネジメントの資質向上を目指し、「"地域を越えた"ケアマネージャー同士の事例検討会、意見交換会」を定期的に開催しています。

この事例検討会は、他の地区の事例を通じて、地域性の違いや地域の社会資源の特徴についての気づきや理解を深めるとともに、他の地区のケアマネージャー同士の関係性がより深まることを目指しています。

今回は新型コロナウイルス感染予防対策を取りながら中伊豆地区にて開催。土肥地区のケアマネージャーに事例を提供していただき、中伊豆地区のケアマネージャーの皆さんとインシデント・プロセス法を活用し、事例を検討しました。（前回の事例検討会の様子はこちら）

今回検討するケースは、提供する食事の形態に関して、ご家族の意向とサービス提供する事業所の考え方が合致しないという事例。このような場合、ケアマネージャーとして双方の思いを受け止め、どのように課題分析しリスクマネジメントもしながら、サービス調整をしていくことができるか。ご利用者やご家族のご意向に沿ったサービス提供は当然望ましいのですが、時には重大な事故につながる可能性がある。とても悩ましい事例でしたが、参加した他のケアマネージャーの様々な視点からのアプローチを知ることができ、大変勉強になった事例検討会になったようです。

今後も土肥地区地域包括支援センターは、地域のケアマネージャーの資質向上を目指し応援していきます。